メンバーチェンジ・その1
前回構築したエフェクトシステムでバンドのリハを数回したところ、やはり少しコーラスの揺れと高音の抜け感がモノ足らないので、今回のリハでは「STRYMON Ola Chorus」にメンバーチェンジしてみました。
実は前回、StrymonはアナログのADC-2よりもちょっと綺麗すぎかと思ってレギュラーメンバーから外してみたんだけど、実際にADC-2では少し抜け感が無い気がした。多分ADC-4ならいけたかも知れない。
少しサイズが大きくなったけど、OlaのIN/OUTのジャックがトップ位置なのでスペースそのままで入れ替えが完了。3WayのトグルスイッチがTYPEとMODEの2つあり、色々なコンビネーションでセッティングを試した結果、MIX多めで、multiモード(3層ディレイライン)に設定。少し前に流行ったクリスタルクリーンっぽい感じにしてみた。プロビデンスのADC-2よりも多少深めにかかるようにしたけど、アナログのADC-2に対してOlaはデジタルなので、少しアンサンブルでは音が埋もれる可能性があるかも。と心配していたが、TONEの調整次第で特に問題は無さそう。逆に高音がスッキリ出るので透明感が増して聞こえるようになった。欲を言えばもうちょっとだけ太さが欲しいところ。あと、消費電流が250mAなのでPEC-04に搭載されているDCアウト(Max250mA)では、他のエフェクターにも供給しているため電力不足。なるべく電源アダプターも少なくしたいんだが、これだけはちょっとしょうがないので諦める。
そして今度は歪み系にメンバーチェンジが必要な雰囲気。アンプ(OD-100)のドライブチャンネルの歪みとクリーンチャンネルにかけたHBL-2のサウンドニュアンスが違い過ぎちゃって、どうにも統一感が無くて収まりが付かない。HBL-2は音が前に出てくる感じでとっても良いんだけど、歪みのツブが少し粗いし、ガッツありすぎかなー。Koko Boostとの相性もロック向けにはバッチリハマりそうだけど、ちょっとジャンル違うしなー。
とはいえ、入れ替えるとしても今の手持ちは「Bogner Ecstacy Red」と「Jan Ray」くらいしかないか〜。でもBognerはデカイし、Jan Rayはクリーンチャンネルにかけてもあまり意味ないし、何かちょっと違うんだよなー。他の歪みを探してみないとダメかな。ローゲインではなく、どっちかというとハイゲイン寄りのが見つかるとベスト。
ざっと思いつくのは、Friedman BE-ODかFulltone OCD辺りかな。BE-ODは周りの評判もいいから試す価値ありだけど、YouTube見てると必要無いくらい音が太そう。その辺がコントロールできれば採用決定だろうな。
Fulltoneも気にはなるけど、もう少しリサーチが必要。
接続図
今回更新の機材
Chorus:STRYMON Ola Chorus