BOSSの裏蓋には困ったもんだ
BOSSのエフェクターをボードをマジックテープで固定する際に厄介なのが、そう、あのゴムの裏蓋問題です。
BOSSのエフェクターは底板の真ん中がへこんでいるため、マジックテープを貼ることができず、安定してボードに固定することができません。ライブやリハに行く時に運んでいて、いざケースの蓋を開けてみたらエフェクターが外れて、中がグチャグチャになっていた事もよくありました。
この問題には、皆さん色々と工夫をしてボードに固定しているようですが、実はとても便利なモノがあるんです。まあ、すでに知っている方も多いかとは思いますが、もし知らなかったという方のために。
プロビデンスから発売されている、BOSSのエフェクター専用の底板「ボトムプレートLE-EBP」です。
底蓋をこれに変えると底板をフラットにできるので、マジックテープもバッチリ貼ることができます。しかもアルミ製で20gです。オリジナルが約80gなので、60gほど軽量ということになります。
BOSSのエフェクターを何個も入れている方は、ボード全体が少し軽くなりますよ。
若干ネジの頭の分だけ浮く感じになりますが、そんなに安定性が損なわれることはありません。
BOSSの裏蓋も一応ゴムを剥がしてフラットにする事はできるのですが、万が一元に戻すとなると結構面倒な事になります。
このボトムプレートに変えておけば、オリジナルの裏蓋も綺麗なまま保管できるので、売却する時には元に戻す事も簡単にできますしね。
MAXONもこのタイプの底蓋なので、MAXON用も欲しいところです。
他にもONE CONTROLの「Pit Hook」というマジックテープもありますね。
Pit Hook BIはBOSSやMAXON等の底蓋の周りの形にカットされたもので、接着面が細い割には結構強力に固定できるらしいです。
Pit Hook MXはそのままのサイズでMXRサイズのものに使用できて、真ん中のサイズでカットするとミニサイズのエフェクターに使用できるというのも便利ですね。
また、最近はベルクロを使わずにエフェクターをボードに固定できる、「TEMPLE AUDIO DESIGN」や「KR Craft PEDAL BASE」なども出ているので、そちらも気になるところです。
ボードの組み替えとなると、結構気合い入れて掛からないと挫折しがちなので、これなら割と簡単にレイアウトの変更やエフェクターの載せ替えができそうです。
パッチケーブルやDCケーブルもスッキリと配線できそうだし、パワーサプライやJunction Boxをボードの下に格納できるのもいいですね。
心配なのは、これだとエフェクターを載せた時にボード全体の厚みが結構ありそう。既成のフライトケースに入るのだろうか。ソフトケースはコントロールノブが動くから使いたくないし。
PEDAL BASEはキョーリツのハードケースに入るみたいだけど、このケースはちょっとイヤww